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【エンカツ!11月号#001】特別企画!秋だ!りんごだ!シェアジョブだ!― ファーマーズファミリー・加藤さんに聞く「人と育てる、農業のこれから」

お話を伺ったのは青森県黒石市にあるファーマーズファミリーの代表 加藤さん(写真中央)
シェアジョブ農家さん相談弘前支店支店長の駒谷(左)・営業担当の蛯名(右)と一緒に園地へお邪魔しました。

もともとは他の農家仲間から聞いたのがきっかけです。
りんご協会の青年部会でシェアジョブの説明を聞いて、「これならうちでもできそうだな」と思いました。

今は葉取りやつる回し、着色管理などの作業をお願いしています。
来てくれる方は、いろんな農園を回っている方が多くて、他の農家さんの工夫ややり方を聞けるのが刺激になりますね。農家は普段外との関わりが少ないので、そうした交流が貴重です。

― 初めての方も多いと思いますが、どんな風に教えているんですか?

できなくて当たり前。みんな最初は一緒です。
ゆっくりでいいから焦らず、自分のペースで覚えてもらえたらと思っています。
「できないから諦める」じゃなく、「やってみよう」の気持ちを大事にしています。

― 働きに来る方との関わりで印象的だったことはありますか?

60代の方でも「人との出会いが欲しくて」と来てくれることがあるんです。
農家って普段あまり外に出ないので、作業をしながら話したり笑ったりする時間が、こっちも楽しくて。黙々とやるより、お互い話して打ち解けることで、いい空気が生まれますね。

― 農業を通して伝えたいことは?

若い人には「農家は大変」というイメージを変えたいです。コツコツ頑張れば、いい車にも乗れるし、
家族で旅行だって行ける。農家って、かっこいい仕事なんですよ。
今は17歳の若いスタッフも一緒に働いていて、自分の経験を伝えながら育てています。

― 今後の目標は?

自分のりんごを使った加工品やオンラインショップにも挑戦したいですね。
シェアジョブを通して、収穫の季節だけじゃなく、“人とのつながり”を一年中育てていける農業を続けたいと思っています。

ケガなく、楽しく働くのがいちばん!いろんな人との出会いを大切にして、これからも“みんなで作る農業”を広げていきたいです。