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【エンカツ!7月号#001】「“エントリーの一員として”─誇りが、働く力になる」

現場の空気を変える存在に。支え合いながら前に進む、芳岡さんの働き方。

エントリースタッフ(岡山支店) 芳岡さん
岡山県出身。穏やかで気さくな人柄が印象的なエントリースタッフ。現在スーパーマーケットなどに出荷される商品の仕分け現場でシフト者として勤務しており、後輩への丁寧な声かけや立ち振る舞いが周囲からの信頼を集めている。趣味は旅行と神社巡り。特に、自然豊かな土地を訪れることが好きで、近年は「屋久島に一度行ってみたい」と思いを募らせている。派遣のお仕事を通じて「人との出会い」や「新しい毎日」を大切にしながら、自分らしい働き方を実践中。

えっと、きっかけは、ずっと父の看病をしていたことで、長い間ずーっと家にいたんです。それで、体力も本当に落ちてしまって…。だから「とにかく外に出たいな」っていう気持ちが強くなってきて。もちろん、働きたいという思いもあったんですけど、なかなかタイミングが合わなくて。
でも、去年の今ごろ、ちょうど1年くらい前に初めて応募したあたりから、「体を動かしたいな」と本気で思うようになって。その時に、朝の4時から9時とか、早朝の時間帯の仕事を見つけて、「これだ!」と思ったんです。午前中に仕事が終われば、そのあと家のこともいろいろできる。自分の生活にはすごく合っているなって感じました。この時間帯が自分にとってすごく理想的だったので、「ちょっと求人を探してみようかな」と思いはじめたのがきっかけでした。

 ネットでいろんな求人サイトを見ていた中で、時間帯や働き方を調べながら、最初に入らせてもらったのが宅配便倉庫だったと思います。もともと看病などもあって、夜型の生活が長かったんです。なので、まずは身体をだんだんと慣らしていこうと思って。体力もあまりなかったので、5時間ぐらい働けるのがちょうどよくて。お仕事自体は力仕事もあり大変でしたけど、逆にいい体力づくりになりました。

 宅配便倉庫での繁忙期が終わったあと、紹介していただいたのが、今入っているチルドの現場でした。「朝にこんな早い時間帯の仕事もあるんだ」って知って、しかも時給もちょっと良くて。早く終わるから、家のこともいろいろできる。この生活サイクルがすごく自分に合ってるなと思ったんです。
それに、自分で働く日を選べるっていうのもあって。本当に都合がいいし、自分の生活に合わせられるのがありがたくて。「行きたい時に働ける」「終わったら自分の時間もちゃんと取れる」っていうのは、私にとってすごく大きいことでした。
気づけばもう1年くらい経っていて…。ありがたいことに、応募すればちゃんとお仕事をいただける。ほんとに助かってます。素直に、ありがたいなって思っています。

やっぱり、一番大きかったのは「家から出られる」っていう喜びでしたね。それまでずっと家にいて、父の看病をしていたので、自分の時間というか、外に出ること自体がリフレッシュだったんです。もちろん、働かないとお金も入ってこないですし、生活のためっていう現実的な理由もあります。でも、それ以上に、外に出て誰かと関わったり、身体を動かしたりすることが、自分にとってすごく前向きな時間になっていたんだと思います。
最初は「できるかな…」と不安もあったけど、現場で働いてみて、「あ、大丈夫かも」っていう感覚が少しずつ芽生えてきたんですよね。体力がついてくるのを実感できたのも、自信になりましたし、働けるってことがありがたくて。その気持ちが支えになって、次の現場にもつながっていったんだと思います。

はい、正直に言うと…最初はすごく緊張しました。人数も少ない現場だったので、「どんな雰囲気なんだろう」と不安でいっぱいで。でも、作業自体はすごく集中できる内容で、そこが私には合っていましたね。同じ作業の繰り返しという部分もあるんですけど、それが逆に「無心で取り組める」感覚で、気持ちの切り替えにもなって。人と話さなくても、黙々とやれることに安心感がありました。
もちろん、中には少し距離感のある方もいましたけど(笑)、そこはあまり気にせず「仕事だから」と割り切って。むしろ、徐々に周囲の方々とコミュニケーションが取れるようになって、「芳岡さん」って名前で呼んでもらえたり、声をかけてもらえるようになったのが嬉しかったですね。
今ではありがたいことに指名でシフトに入れていただけたりもして、自分なりにこの現場での信頼関係が築けているのかなと感じています。

そうですね、元々「仕事はできるだけ気持ちよくやりたい」っていう考えがあるので、それは最初から意識していたと思います。どんな現場でも、それはずっと変わらず意識してることなんです。ちょっとした声かけや笑顔ひとつで、空気ってパッと明るくなることもあるじゃないですか。だから、自分からそういう空気をつくっていけたらと思ってます。

 たとえば、初めて現場に入ったときに丁寧に教えていただいたことって、自分が今度誰かに伝えるときも、そのまま丁寧に伝えたくなるんです。そうすると、教えられた人もスムーズに動けるし、全体の流れもよくなる。結果的に自分も働きやすくなるんですよね。

それに、現場で「エントリーさん、ちょっと…」って言われるのは、やっぱり悔しいじゃないですか。実際、ある時にベテランの方から「前に来てたエントリーの人、正直あんまりよくなかったんだよね」って言われたことがあって…。でもその方が「芳岡さんは全然違う」って言ってくれて。それがすごく嬉しかった反面、なんとか印象を変えたいなっていう気持ちも芽生えて。そういうのが、自分が“エントリーの一員”としてちゃんとしようって思うようになったきっかけのひとつかもしれません。 最近ではもう、現場の顔ぶれもだいぶ固定されてきて、「久しぶり!」なんて声をかけ合える仲になってきました。みんなそれぞれのペースで、そつなく淡々と仕事をこなしていて、すごくいい雰囲気になってきてると思います。

やっぱり自分が行かせてもらって、すごく働きやすいなって感じていたので、「良かったよ、行ってみたら?」って、そんな気軽な感じで紹介しました。
本当にここは、単純に“いいと思う”っていう気持ちだけで。友達と話すときにも、「こういうところだよ」「こんな働き方ができるよ」って伝えたりはしてます。でも、最終的に行くかどうかは本人次第ですし、たまたまその友人の場合は「ちょうど仕事探してた」と言っていて、「じゃあ、エントリーしてみたら?」って。もうその場で「うんうん」「アプリ出してみる」みたいな、本当にそんなノリでしたね。

アプリもすごく見やすいですし、全体的にスマートだなって思います。お仕事応募から給料受取までやりたいことがスピード感をもって進められるのも、エントリーの魅力ですね。 あと、やっぱりLINEはありがたいですよね。前はそんなに使ってなかったんですけど、今はすごく活用させてもらってます。電話だと時間帯を気にしますけど、LINEなら気になったタイミングで送っておけば、あとでちゃんと返ってくる。それがすごく助かるなと思ってます。連絡が取りやすいって、やっぱり働くうえで大きいと思います。

もともと悪い印象はなかったですし、むしろ今の時代にはすごく合ってる働き方だなって思います。
今って、正社員でお仕事されている方でも副業をするのが当たり前になってきていますよね。国もそういう流れを後押ししてますし。
そういった中で、「ちょっとこの日空いたから働いてみようかな」と思ったときに、すぐ入れる仕組みがあるのは本当にありがたいです。
働く側のニーズにも合っていますし、自分にとってもすごく助かる働き方だなと実感しています。

まずは、本当に“やってみる”っていうのが一番だと思います。
頭でいろいろ考えてても、なかなか動き出せないことってありますよね。でも、一歩踏み出してみたら、意外と「大丈夫だったな」って思えることも多いんです。だからこそ、自分としては“行動すること”を大事にしたいなと。最初の一歩を出してみる――それがきっと、次につながると思います。

エビフライに添えられているタルタルソースとえびめしを一緒に食べると、より美味しいんだとか・・!
今回、取材のため岡山出張に行きましたが、時間の関係で惜しくも断念!!
とっても心残りなので、次回是非食べたいと思います!

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