
飯島 崇史(いいじま たかし)
入社10年目。主に大手製造小売業の流通センターにおいて、「フィールドディレクター(FD)」として勤務。フィールドディレクター(FD)は、派遣スタッフの勤怠管理にとどまらず、安心して勤務を続けられるよう細やかなケアを行います。また、現場の業務を把握し、お客様と派遣スタッフをつなぐ橋渡し役として、負担軽減のためのサポートにも尽力しています。
今回は飯島さんに、FDというお仕事について伺ってみました。

ー FDとしてお客様をどのようにサポートすることが多いのですか?
1日でも早く、派遣スタッフ(以下、スタッフ)が現場に慣れていくことが大切だと思いますし、お客様の負荷を軽減したいと思っておりますので、まずは初めて勤務するスタッフに施設案内を行ったり、作業レクチャーを行っています。そして、お約束した人数を日々派遣するために、勤怠管理はもちろん、緊張しているスタッフや、ミスをしてしまったスタッフなどの精神的なケアにも力を入れていますね。「この現場で働き続けたい」と思ってもらうことで、現場の経験者も増えますし、結果的にお客様の安心感にもつながると思っています。
ー 毎日たくさんのスタッフと関わる中でご苦労はありませんか?
常に人と関わる仕事なので、確かに楽ではないですね(笑)。でも、私が現場にいることで、スタッフが勤務を続けてくれたり、シフトを増やしてくれることが多いので、喜びの方が大きいですね。
それに、現場のリーダーとして推薦したスタッフが、次第にやりがいを感じて成長していく様子を見守るのは、本当に嬉しいです。この積み重ねが、結果的にお客様の満足度につながると信じて、毎日頑張っています。
ー 飯島さんは、10年間、FDという仕事を続けてこられて、変化を感じることはありますか?
パワハラへの意識が高まる中で、お客様が派遣スタッフに指示を出したり、ミスを起こして注意をする際など、伝え方にとても気を遣われるようになったんですね。弊社は短期派遣を主に行っており、派遣する人数も多いのですが、そのうえ、倉庫という環境だからこそ、お客様とスタッフが人間関係を築くのが難しいと思うんです。だからこそ、お客様とスタッフの「橋渡し役」を担うようになったことが、自分にとって大きな変化だと感じていますし、これがFDの大きな価値だと思っています。
僕たちFDはスタッフのことをよく理解しているので、一人ひとりに合った伝え方を工夫することで、お客様の負担も減り、スタッフも気持ちよく働けるようになるんじゃないかと思っています。
ー FDとしてお客様のサポート内容を決める際のプロセスについて、聞かせてください。
複数名のスタッフを必要とするお客様の中には、「現場のリーダーも立てて欲しい」というご要望をされる方もいらっしゃいます。その場合、弊社にはFDがいるため、喜んでいただけることが非常に多いですね。さらに、FDは実際に現場作業に加わり、現場を理解することを大切にしています。その中で、私たちが対応することによってお客様の負荷を軽減できることがあれば、積極的にご提案を行っています。こうした積み重ねの中で、サポート内容が決まっていくことが多いです。
ー 最後に、エントリーの派遣を利用するメリットについて、お聞かせください。
FDとしての私からお伝えできることは、エントリーにはお客様とスタッフの「橋渡し役」がいるということですね。お客様が多忙な中で、スタッフと人間関係を築き、指示や指摘をすることは、そう簡単ではないと思いますので、その点をお任せいただけると、とてもありがたいです。
お客様の負担を減らし、そして、スタッフが気持ちよく働き続けられる環境を提供したいと考えています。ぜひ、弊社にご用命いただけると幸いです。
