身だしなみは指先から就職活動とネイル

身だしなみ

 就職活動をしているまっただ中の人は、服装や髪型、身なりと所作について神経を使っているでしょう。しかし、自分が気を配っているポイントとは違い、初めて会った人は思ってもみないような細かいところに目がいくものです。そして、ある一つの部分にがっかりすることがあれば、(他がいくら完璧でも)全体の印象も一気にマイナスへ転じてしまいます。

〇ここまで必要?身だしなみを極めるなら

 スーツやシャツ、ボトムの座りシワは伸ばすこと。髪型はすっきりとした印象を与えて黒髪に。
身だしなみで気をつけておきたいポイントとして、このような事が言われますが、これはあくまでも大前提の話。
 身だしなみをどこまで徹底するか、これは、会う相手にどれだけ不快な思いをさせないかという、心がけの表れです。
 「このくらいは目に留まらないだろう」「こんな小さなところは見られないはずだ」という考えでいると、身だしなみに気を抜いてしまいます。そして、体裁を整えた手抜きの身だしなみを、会った相手はあっという間に見抜いてしまいます。
 ここまでやっておくべきか、と思うようなことも、対策・準備と捉えれば、トコトンやっておくべきでしょう。万全の身だしなみ準備は、会う相手に対する敬意の現れです。

〇気を抜かない身だしなみ指先まで気を使うこと

 就職試験を受験する就活者は、適性や一般常識の試験を必死で回答することに集中しますね。その間、企業の採用担当者は何をしているかを想像してみましょう。
 どんな人が採用試験を受けにきているか、と様子を観察しながら、ぱっと見て秀でた差が感じられないリクルートスーツ姿の人を見ながら、その中でも違い(ウイークポイント)を無意識に探します。採用試験基準で、試験中に受験者の身だしなみを確認する企業もあるかもしれません。

●ネイルは試験や面接で意外とみられている

 試験で筆記をする姿や、面接で膝の上に手をそろえて座った時…。目を合わせ、時間をかけて表情を探るよりも、はねた髪や取れかけたボタン、爪の汚れや派手なネイルなど、非常に細かいところに目がいくものです。
 例えば、あなたが誰かの家を訪問したとします。きっと、住人は広い床やテーブルの上などをきれいに整えたくなります。しかし、部屋の隅にある砂ぼこりや、本棚の並び、戸の手あかがふっと目に入った経験がありませんか。
 見られる側の思いとはちょっと違う視点が、見る側に働くことがあります。そこで、目につきやすく身だしなみが行き届いているかの差が出やすいのが「ネイル」なのです。

●清潔な印象のネイルで身だしなみを仕上げる

 爪や指先に気を配る女性は多いですが、普段からジェルネイルを施しているなら、就活中はオフしておくのが無難。ナチュラルな色目であっても、リクルートスーツとジェルネイルはバランスが良く見えません。
 伸びた爪はカットし、あくまでもナチュラルが基本です。ただ、手入れをせずにガサガサの指先も良しとは言えません。ささくれが目立つなら、保湿クリームを手と爪にしっかり塗り込み、自然なツヤが出るようにネイルを軽く磨いておくといいでしょう。