誤解を克服するコミュニケーション術とは

コミュニケーション

人間関係において、誤解される・誤解してしまう、などは付き物と言えるでしょう。しかし職場などで円滑に仕事に取り組むためには、できる限り誤解が生じないようにしたいところ。誤解を回避する、もしくは解消するコミュニケーションのポイントとは何なのか、考えていきたいと思います。

誤解が生じる原因とは

誤解が生じる原因には、詳細に分類すれば様々挙げられることでしょう。これらを大まかな枠でまとめると、次の2つに大別できるかと思われます。1つは、人間性の不案内に起因する誤解。そして、言動の誤伝達に伴う誤解です。それぞれどのようなタイプの誤解なのか、見ていきましょう。

人間性の不案内による誤解

これは言い換えれば、どういう人なのか知らないことによって生じる誤解に当たります。
性格や趣味嗜好、どのようなことで喜怒哀楽を感じるのかなど人格的な部分について、相手がどうなのかを知らず、また自分はどうなのかを相手側に把握されていない。そのことが引き金となり誤解が発生してしまうわけです。

相手がどういう人格なのかわからない状態では、「人との接し方は普通こうだろう」という、自分が一般的だと思っている通念に基づいてコミュニケーションを取ろうとするでしょう。

しかし、人間1人1人がそれぞれ考えている「普通」とは必ずしも全て一致するとは限りません。人間各々が思う「普通」の形はそれぞれ少しずつ違っているのです。ともすれば、自分が普通だと思っている接し方によって相手に不快を与えてしまうこともあるでしょう。

たとえば、唐揚げはレモン汁を掛けて食べるのが一般常識だと思って育ってきたAさんと、唐揚げにレモン汁を掛けるなんて想像すらせずに育ってきたBさんが、ほぼ初対面に近い状態でテーブルを囲む場面を想定してみましょう。

良かれと思ってメインディッシュの唐揚げにレモン汁を掛けるAさんの行為に、あっけに取られるBさん。Bさんの心境としては「意地悪された!」と誤解してしまうかも知れません。

このような、お互いについて知らないということが原因となる誤解について、回避する方法あるいは解消する方法とは何でしょうか。

それは、お互いの人間性について理解し合うということに尽きるでしょう。それぞれ相手がどのような物の見方や考え方をする人物なのか、わかっていればそのぶん、誤解の生じる余地は少なくなるでしょう。

先の例に充てはめれば、唐揚げにレモン汁を掛けない人もいるのだと知ったAさんは、Bさんに自分がこれまで抱いてきた唐揚げへの認識を述べつつ謝罪し、Bさんも別に悪気があったわけではないのだと知り、誤解が解けることでしょう。

言動の誤伝達に伴う誤解

これは、言葉のニュアンスの違いによって生じるタイプの誤解です。お仕事の場においては特に気を付けておくべき類と言えるでしょう。

たとえば、上司Cさんが部下Dさんに、「とりあえず、今週中にこの資料作っておいて」と業務を割り当てたとします。

指示されたDさんとしては「とりあえず、と言っていたから、そんなに重要な仕事じゃないのだろうな」と受け取り、他に抱えている業務を優先し後回しにしてしまう可能性があります。また、「今週中」という発言を「今週中に作って提出は来週月曜なのだろうな」と思ってしまうかも知れません。

しかしこれが、重大なプロジェクトの成否に関わる業務だったとしたらどうでしょう。Dさんが抱える仕事の中で最優先すべき事項であり、しかも提出を含めて今週中に完了しておくべき内容だとしたら、惨憺たる結末を迎えることにもなりかねません。

このような誤解を防ぐには、相手に的確かつ正確に情報が伝わるよう、適切な言葉を使うことが重要です。

「とりあえず」などではなく、最優先すべき重要事項であればそう認識できるような的確な言い回しを用い、「今週中」などではなく、何曜日の何時までに完了し提出は何曜日の何時、というように正確なタイムスケジュールを示すべきでしょう。

状況認識と具体性に配慮した報告や連絡を心がけることにより、このタイプの誤解を極力避けることが可能となります。

まとめ

以上のように、誤解を生む原因は大別すると、「お互いのことを知らない」、「言動が誤って伝わってしまう」、という2点が挙げられ、これらに基づく誤解を避けるには、「お互いの人間性を理解し合う」、「的確かつ正確に意図が伝わるように言葉を選ぶ」、などが考えられることを確認してまいりました。

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