コミュニケーションの距離で分かる「人の心理」とは?~パーソナルスペースを理解する~

コミュニケーション

コミュニケーションをするには距離感が重要です。それは心理的にも証明されていることで、コミュニケーションの距離の範囲を見れば、どのような人であるのかも分かります。また、人とコミュニケーションをする際には「パーソナルスペース」の存在があります。

■コミュニケーションに適した対人距離とは?

結論からいえば、その人のコミュニケーションに適した対人の距離を「パーソナルスペース」といい、人によって対応が分かれるものです。

具体的にパーソナルスペースを距離にすると下記となります。

◎密接距離「0㎝~45㎝」~ごく親しい人に許された空間~
顔の近くに相手が位置し、身体が触れ合うことができる距離です。違和感を感じない人として、家族・恋人などの親しくなれた人などが対象となります。それ以外の人がこの距離に近付くと違和感を感じ避け、さらには不快を感じることもあります。

◎個体距離「45cm~1.2m」~相手の表情が読み取れる空間~
簡単にいえば、手を伸ばせば届く距離です。友人、会社の同僚のような親しく話しなれた関係であれば、不快にならない距離です。例えば、飲食店のテーブル越しに会話し、お互いの表情がリアルに読み取れ、仲良く歩み寄ることのできる距離=「手を触れ合える距離」となります。

◎社会距離「1.2m~3.5m」~容易に会話ができる空間~
知らない人同士との会話や、商談をする場合に用いられる安定した距離です。声はしっかりと届きますが、相手に失礼がないように、手や足を伸ばしたとしても、相手が触れることができない、安心感のある距離といえます。

◎公衆距離「3.5m以上」~かしこまった公的空間~
講演会、公式な場、正式な会合・イベントで面会する場面で、話す人、聞く人との間に必要とされている広さの距離です。個人的な関係ではなく、かしこまった公的関係である時に用いられます。

パーソナルスペースが理解できたのであれば、次に考えることは人との距離(近い遠い)をどうしたらいいのかということです。人との距離の「それぞれの心理」を見ていくことで、その場にあった人の距離感を考えるきっかけとなるでしょう。

■人との距離感が近すぎる人はどんな人なのか?

簡単にいえば、人との距離感が近すぎる人は、社交的で「外側に関心が向いている人」のことをいいます。自分に自信があり、客観的視点を持ちながらも、他人とべったりするのを好みます。そういった意味では、自己満足の範囲といえるかもしれません。

相手との距離が近すぎる人の心理は具体的に下記となります。

・自分に対する意識、欲求、都合だけで動き回り、相手の心情を特に気にしていない
・親切のつもりで、常に自分の考えを最善であると考え行動し、相手の言動は二の次
・自分の不安を紛らわせようとし、相手に依存しやすい
・相手を好きになると周りは見ることができない
・相手を、自分の損得勘定で都合よく利用してしまう傾向がある

それでは、相手との距離感が遠すぎる人はどんな人なのでしょうか? 見方によれば慎重であり、自分に関心を向けているということもできます。あるいは、自信に欠けている、人見知り、孤独になるのが苦痛と感じず、単独行動を好むということもできます。

相手との距離が遠すぎる人の心理は具体的に下記となります。

・過去に他人から否定されたトラウマから、相手と深く接することが怖く、人間不信になる
・相手の心情に配慮しすぎて近付くことを避けてしまう
・何でも一人でやりたがる「一匹オオカミタイプ」
・自信の劣等感やコンプレックスに起因する「こんな自分が近付いたら迷惑」という心理を持つ
・相手のことに特に興味がなく、関わりたくない
・相手に対して警戒心を抱えたり、不愉快を思う、または不信感を持っていること

■まとめ

このように、相手とのコミュニケーションの距離でどのような関係であるのか「人の心理」が分かるものです。また、パーソナルスペースを理解することで、人とコミュニケーションをする適切な距離を考えるようになります。

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