コミュニケーションで感じる「距離感」をうまく解消するには

コミュニケーション

 ガイダンスへの参加や合同説明会、OB訪問など、採用面接の前になると、社会人や諸先輩方などと話す機会が多くなります。

 しかし、日ごろから友達やサークル活動を通して「会話が苦手だ」「コミュニケーションがうまく取れない」と感じている人にとっては、人と会って話をすることを憂鬱だと感じてしまいがちです。

 そこで、コミュニケーションをスムーズにとるために必要なふたつのことをお教えします。
これが会話・意思疎通の大前提となるポイントといってもいいでしょう。

コミュニケーションは「あいさつ」から始まっている

 志望する企業を選定して、その就職試験に至るまでには、インターンシップや企業説明会など、いろんな場面で、いろんな人と関わって会話をします。

 シーンが違い、服装や集まる人の雰囲気が違えば、コミュニケーションを「楽」に取るべきか、「失礼がないように」すべきか…というように、その場の空気へなじむことを考えがちです。

 しかし、自分がその場の雰囲気に応じようとする前に、まずは「あいさつ」をキチンと行うことを考えるべきです。
自分がどんなあいさつをするかによって、コミュニケーションをとる相手は、自分にとっての印象をある程度決めてしまいます。
ファーストインプレッション(第一印象)は、自分が発する声と表情、動作でおおよそ決まってしまうのです。

 あいさつをすることで、相手に自分の存在をアピールして、あいさつの仕方によって自分の印象がその場で決まる…というほど、大切な瞬間だと思っておきましょう。

コミュニケーションをとれないと思わない

 「会話が苦手」という人の多くは、自分が思っていることを上手く相手に伝えられないという、自分に対しての不満や不安を感じています。
すると、緊張が顔に現れてしまうのです。

 緊張した面持ちでコミュニケーションをとろうとすると、相手もその様子に身構えてしまいます。
 まずは、笑顔で会話をスタートさせること、これが相手に対して「よろしくお願いします」のサインになると考えましょう。

 とはいっても、話ベタだ、うまくしゃべれないと思うと、表情が硬くなってしまいますね。
そこで、コミュニケーションを「上手く」取れなくても「思いをきちんと伝えよう」という風に考えてみてはどうでしょうか。

 コミュニケーションの入り口でつまづいて、距離を感じたまま時間を過ごしてしまい、思っていたことや伝えたいことを十分に話せなかったと後悔しても、その時間は戻ってきません。
自分が伝えたいことを(下手だと感じても)言葉に出して伝えようとしたほうが、満足感を得られるはずです。そして、その思いは相手にも伝わるでしょう。

相手に伝わってこそのコミュニケーション

 話をする時間は、相手と自分とがコミュニケーションによって距離を縮められる瞬間。
上手に話が出来なくても、「伝えたい・感じてほしい」という思いがあれば、なにも円滑にすすめる必要はありません。

 会話は、小手先のテクニックで相手を満足させるのではなく、相手に自分の思いを伝えることが大切です。「その時はおもしろかったけど何を話したか覚えていない」という印象を持たれるよりも、「苦手そうだったけど一生懸命に話そうとしていて、あの話には共感できたな」というような、エピソードを一つでも覚えてもらえるほうが、自分にとっても相手にとっても、有意義な時間に感じられるはずです。