新卒が知っておきたい「税金」の仕組み

新卒就活ガイド

学生の皆さんはアルバイトをする事があっても、自分で実際に税金を納める機会はないと思います。ほとんどの場合は、バイトでも事業者が代行して納税を行っているからです。新卒として新たに社会人として、税金の仕組みを知っておく事も今後は必要な事なのです。

社会人として知っておくべき給与と税金の関係

会社が皆さんの税金を代行して支払っているので、知る必要がないと思うかも知れませんが、給与以外に収入があった場合には、自ら確定申告をして納税をする事が国民の義務なのです。

収入額すべてが使えるお金ではない

給与の収入額と手取りの金額の違いに驚かれる場合があるかも知れませんが、これは、あらかじめ会社勤めのあなたの代わりに、会社が税金を徴収して税務署に支払っているからです。

他にも、社会保険料や財形貯蓄の料金が天引きされている場合があります。どちらも、本来は自分が支払うべき金額なので、振込された金額が少ないと嘆く事はないのです。逆に、会社が納税などを代行してくれなければ、知らないうちに税金を滞納する事態になりかねないので、むしろありがたいと言えるでしょう。

天引きされる具体的な内容

初年度の場合には、健康保険料及び厚生年金保険料、並びに雇用保険料が天引きされます。税金としては、源泉所得税が毎月分差し引かれる事になります。しかし、2年目の6月頃からは、住民税が天引きされるようになるので、2年目に昇給がなければ住民税の分がさらに引かれ、振り込み金額や手取りの金額が少なくなるのです。

本来、1月から12月までの所得税が天引きされるのですが、新卒の場合は1月から3月の間にバイトしていた場合には、会社に対して報告する事も必要になるかも知れません。

参考的な例として

初任給を20万円と仮定して紹介します。

健康保険料及び厚生年金保険料や雇用保険料のおおよその合計額は29,000円とします。税金としては、源泉所得税は約3,800円となります。天引きされる合計額は32,800円です。

1年目の給与は20万円から32,800円が引かれて、手取り額は約167,200円になります。また、2年目の6月頃から毎月の住民税が約7,000円を天引きされますので、約160,200円になります。天引きされる対象は、4月から12月までが初年度分となっています。
※わかりやすく大まかに金額を設定しています。

所得税と住民税について

1.所得税とは、あらゆる収入に対して課税される税金です。ただし、税金にはそれぞれ控除額があるので控除された金額が課税の対象額となり、年間の収入額に応じて課税率が設定されています。

ちなみに、新社会人の場合平均した金額は、195万~330万円の範囲で収まると予想されるので、この場合の控除額は97,500円が差し引かれて、課税率は10%となり、その分の金額が天引きされています。

他にも、扶養控除や障害者控除など控除額が増える事で、税金の支払いは少なくなっていくのです。税金ではありませんが、健康保険料や厚生年金保険料の支払いは国民の義務として必ず納める金額である事も認識しておくと良いでしょう。

2.住民税について
地方税の種類になっており、皆さんが住んでいる市区町村に納めるべき税金です。地域の生活を支える為の重要な資金源となっています。税率はほぼ10%になっています。内訳は、都道府県4% + 市区町村6%になっており、新卒の場合は2年目の6月頃から天引きされていきます。

※その他の収入があるような場合、例えば家賃収入やギャンブルなどの雑収入など、その年度に収入があった場合に、自分自身で確定申告をしなければならないのです。納税を怠ったりすると、給与の差押えもありうるので注意しましょう。

年末調整について

税金のもらい過ぎや不足分があった場合には、年末調整によって還付金という形で払い過ぎた税金が戻ってくる事があります。独身よりも既婚者の方が控除の種類が増えるので、還付金の額が多くなってきます。

まとめ

新卒の皆さんに税金の仕組みを紹介しました。今後、昇給や勤続年数によって、役職の手当てなども期待する事ができるので、給与が少ないと嘆く事はないのです。納税によって国民の義務を果たして、より良い生活を目指して仕事も頑張りましょう。

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