コミュニケーションは悩む前に「クリアに話す」を意識して

新卒就活ガイド

人と話すことが苦手、人前に出ると緊張してしまって思うように話が進まない…コミュニケーションについて悩みを感じている人の多くは、「話すことへの苦手意識」を持っているようです。
苦手だと感じながら実践すると、どうしても不安げであったり自身がもてなかったりするもの。コミュニケーションは相手がいてこそ成立するものです。苦手だと思う雰囲気は、話す相手にも伝わってしまいます。
まずは、相手に伝えたいという気持ちを持つこと。そして、上手く話そうと思わないこと。この二つを前提にして、クリアに伝える意識を持ちましょう。

〇コミュニケーションと「音」の悩み

滑舌が良くないからコミュニケーションをとるのが苦手だ、という人がいます。声がこもってしまう、何度も話を聞き返される、といった経験が重なると、話すことに自信が持てなくなってしまいます。確かに、会話が明瞭に聞こえるほうが相手にとってストレスが少ないでしょう。だからといって、アナウンサーのような発声の練習や過度なトレーニングは必要ありません。

●相手に聞く準備をさせるコミュニケーション

滑舌が良くない事を自分で知っているなら、無理にハッキリと話すのではなく、「ゆっくり」話すことを意識しましょう。歯切れが悪く感じられる発声も、心もちゆっくりと話すだけで、相手は聞きやすくなります。語りかけるようにゆっくりとした口調で話せば、相手も自分の話を聞こうとする意識が働きます。

また、一気に話そうとせずに、文節ごとできちんと「文の終わり」が分かるような話し方をすると、相手がその話に対しての意見や疑問を投げかけやすくなります。

〇コミュニケーション「話の流れ」の悩み

自分が話を終えると、会話も終わってしまう。コミュニケーションに悩む人の意見で多いパターンのひとつです。この場合、相手がどんな反応をするか、どこで会話に入るかを想定していれば、どんな話し方をすればいいのかが分かってきます。

伝えたいことを、練習して披露するように一気に伝えてしまっても、相手はその話の全てを一度で覚えることはできません。コミュニケーションは、ひとつの発言に対して相手や周囲の人が反応し、会話のつながりを広げて、さまざまな情報をやり取りするのが目的です。

一人が全てを伝えて満足してしまうと、それはコミュニケーションではなく、単なる意見発表会になってしまいます。

●反応を引き出すコミュニケーションのポイント

まずは、自分の発言を一文で話しましょう。あれこれと言葉を装飾したような、格好良い言い回しは不要です。コミュニケーションは、相手に自分の考えや思いを適切に伝えるのが大切。難しく感じるような会話ではなく、相手がさらっと聞いて、その場で内容を記憶にとどめておける程度の長さ(長くても2文ほど)の会話を繰り返します。結論を先に伝えると、相手も自分の発言の内容を想像しやすくなります。