人材業界の歴史 ~江戸時代から現代~

人材ベンチャー企業

労働力となる働き手と企業を結びつけ、企業の成長をサポートする人材業界は、就職を目指す学生からも人気があります。今回は、江戸時代から始まる人材業界の歴史、現代までをざっくりと見ていきましょう。

歴史1 ~江戸時代~

遡ること江戸時代に、日本での人材紹介業が始まったと言われています。江戸や大坂など城下町(都会周辺)などで、仕事を必要な場所に人材を紹介する「口入れ屋」(人材斡旋業)が存在していました。これが人材業界の始まりと言われます。

この時代に「人材紹介業」が存在した理由としては、「参勤交代」が大きく関係しています。その頃、江戸城下は100万人の大都市となっていました。建築や漁業において、たくさんの人手が必要であったために、「人材業」の需要があったのでしょう。

しかし、法規制もないため紹介する中間でお金を搾取したり、紹介先での劣悪な労働環境が問題になったことから、組合を結成し規制をすることになります。

歴史2 ~明治時代から第二次世界大戦以降~

明治時代になると、工場化が進みさらに人手が必要になっていきますが、工場からの強制労働や人権差別などが問題になり、国によって法が制定されます。第二次世界大戦以降の1947年に、マッカーサー(GHQ)の先導で「職業安定法」が定められました。戦後、民主主義の理念に基づき、「職業選択の自由」、「守秘義務」、「採用募集の差別禁止」などの重要な事が盛り込まれました。

歴史3 ~1986年まで~

アメリカの「マンパワーグループ」によって、「1966年」に日本にマンパワージャンが設立されました。これを機に、「人材派遣市場」が生まれました。しかし、その時代には「労働者派遣法」がなかったため、今のような派遣という形をとることができませんでした。そのため、「業務の請負」という形で対応していました。

その後、社会的なニーズが高まり「1973年」に日本で初めて、人材派遣会社が設立されました。その後、派遣サービス会社も定着していきました。派遣を合法的にできるように「1986年」に「労働派遣法」が施行されました。

労働者の保護が主となっており、専門的な13の業務だけが許可されました。「事務などの業務」は認められていなかったため、他の専門業務に入れ込む形で派遣を行っていました。

歴史4 ~1990年代~

バブルの崩壊から、固定された費用として経営を圧迫する人件費を、派遣を使い変動費にしたいというニーズを受けて、労働派遣法にて対象業務を増やしました。その後も何度かの法改正が行われてきました。 その法改正の中でも、「1999年の労働派遣法の対象業務の自由化」と「2004年の製造業務の派遣解禁」は、かなりの衝撃を産業界に与えることになりました。

まとめ

人材業界の歴史として「~2004年の労働派遣法で自由化」となるまでを書いてきました。その後はリーマンショックなどの影響で、国が動き始めることになりますが、それはまた次の機会に書いていきたいと思います。

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