ニュースを読み解き今後の人材業界ビジョンを考える例

人材ベンチャー企業

働き手を求めるクライアントあるいは就職希望者双方の立場に寄り添うことで、人材業界は成立していると言えるでしょう。双方のニーズを掴むには、ニュース等の報じる社会情勢にアンテナを張り、ビジネスに反映させていくことが重要です。そのスタイルについて、1例になぞらえながら考えていきたいと思います。

人材業界の主な業種

雇用先と求職者の橋渡し役を担う人材業界。その業務として主に次の4業種が挙げられるでしょう。

・人材を雇用しクライアント先企業へ従業員として職務に着手させる人材派遣業。
・人材を求める企業と求職者の希望をマッチングさせ採用に結びつける人材紹介業。
・クライアントからの依頼に基づきメディア展開を通して人材を募る求人広告業。
・企業経営を人事体制の面から支援する人材コンサルティング業。

それぞれ業務内容は異なりますが、いずれも世の中の動きを適切に把握することで、より良いビジネスへの発展が可能な業種と言えるでしょう。それを実践していくには社会情勢を伝えるニュース等を読み解くことが第一です。

社会情勢から人材ビジネスを考える例

ニュース等に報じられる社会情勢をどうビジネスに繋げていくのか、例を通して見ていってみましょう。

人材という観点から現代の日本社会を考えた時、まず思い当たるキーワードの1つとして少子化が挙げられます。少子化が進めば国内人口は減少すると共に高齢者の人口比率が高まり、若い働き手が減るにつれ労働人口全体も減少していくものと予測されます。この労働人口の減少について現時点で既に慢性的な人手不足傾向として影響が現れていると言えるでしょう。

人手不足の要因としては少子化以外にも考えられるでしょう。
10年以上にも渡る長期不況により正規雇用の枠が長年狭められてきた影響も無視できません。職務を通じてのキャリアアップを経た熟練労働者やその分野のスペシャリストが長期不況により必要な人数分育成されず、その結果現在に至って経験を要する求人に対応可能な人材が不足している状況に影を落としていると言えるわけです。

人手不足の反面、AI技術の進歩に伴って今後需要が減る職種も現れると予測されます。事務職を中心としたデスクワーク系、数字やデータを扱った判断が求められる職種、正確性や作業効率重視でパターン化が可能な職種等は、ゆくゆくはAIが人間に代わって作業できるものと見做されており、将来的に求人が縮小するものと考えられているわけです。

以上、昨今のニュース等から伺い知れる社会情勢を人材ビジネスに照らし合わせると、以下のような考察が立てられます。
まず、現在は慢性的な人手不足状態にあり、特に経験を積んできた熟練者的人材の需要が高いこと。これを踏まえると、現役を引退した経験豊富な高齢層を再び働く場へ招き入れる方針や、若年労働層へのスキルアップの機会を増やす企画等により、需要ある人材の確保が期待できるでしょう。
また、AIの発展状況を鑑みつつ、減少し得る職種から他の職種へとシフトしていくタイミングを図る必要性が生じてくるかも知れません。

これらは方針案としての1例に過ぎません。しかし社会の動きに関する情報を基に思索を重ねることで、有効な人材ビジネススタイルの発案に至れる可能性は否定できないでしょう。

まとめ

以上のように、人材ビジネスに取り組むに当たって、ニュース等の情報を読み解き業務方針に反映させる例を見てまいりました。

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