人材業界の規模

人材ベンチャー企業

就活をしている方から人気がある業界のひとつに人材業界があります。学生時代は登録する側として働いた経験はおありでしょうが、実際に携わる側(いわゆる運営サイド)としては、まだまだ経験はない方もいるでしょう。今回は、人材業界の規模についてお話ししましょう。

人材業界の役割

例えば、ある企業が一つの事業をスタートしました。仕事の内容から事業として上手くいきそうなのですが、一つの問題点を抱えています。それが人員だったのです。内部からスタッフを確保したくても別の案件を抱えていることや、新たに募集をかけたところで人がやってきても新人教育(研修期間)の関係で時間がかかる事実でした。

一方、前の会社を退職した方は、再就職先を探したとしても、その人に見合った環境などが整ってない理由で、なかなかうまく見つかりません。

そこで、企業と求職者の悩みを解決すべく、互いの仲介役として存在するのが人材派遣サービスであり、人材業界の仕事の一つです。つまり、前者にとっては採用の課題、後者からすれば転職とそれぞれの悩みを解決し、仲人さんのようにお互いのやり取りが円滑に進む目的を持っているわけです。

それ以外には、人材広告や紹介サービス、コンサルティングといった業種が存在します。

市場規模について

仕事内容については先に説明したとおりですが、ここでは業界における市場規模について紹介します。ここ数年間において、景気の状況などを考慮するだけでも上昇傾向であり業界全体が急成長を遂げています。

事実、2017年当時の規模では約7兆円であり、右肩上がりの成長から今後成長する業界の一つとして、就活中の学生さんを中心に注目しているわけですね。

成長の理由について述べるならば、2020年に開催するはずだった東京五輪(諸事情により2021年に順延)に関係する仕事が全般的に増加傾向にあります。業界全体での人手不足が現れており、建設・観光の各業界を中心に積極的な事業投資を行いながら採用面に力を注いでいるがゆえに、人材業界における全般的な市場規模の著しい成長が功を奏しています。

不安定な業界?!

今後の成長が期待できる人材業界ですが、景気による影響を一番大きく受けやすいため、状況次第で急変は避けて通れなくなる恐れがあります。市場規模によって大きく影響が出るのがこの業界です。では、どのような形で現れるのでしょうか。

①好景気→経済が元気よく動くため、会社としては安定=成長期の段階となり、仕事があっても人が足りないため、売り手側の市場へとシフトし採用面においてお金をかけてでも力を注ぎながら人材確保をするため、人材紹介サービスの需要が高くなり市場規模拡大へとつながります。

②不景気→対照的に経済の元気がなくなるため、会社のステータスは停滞か衰退を意味しています。①では積極的な雇用であるのに対し、ここでは消極的な雇用、つまり必要最低限の人事で対応します。そのようなことから人材業界の市場規模も縮小せざるを得なくなります。

課題

市場規模拡大中の人材業界ですが、日本では次のような悩みを抱えています。まずは少子高齢化で、2020年では人口の約30%が高齢者と指摘され、正社員として働く人口の減少と非正規社員の増加と雇用における悩みが発生しています。会社としては仕事をする人たちを確保したいところですが、一番難しい問題です。人材業界としてはこのチャンスを活かすべく転職をする方とのマッチングに力を注いでいます。

また、一部の職種には人手不足を背景にAIの積極的導入を行う企業も増加し、人間が行うべき仕事の機械化により店舗型ではコンパクト化が進んでいくでしょう。業界における構造変化を見極めながら、AIより人間が優位に立てる業界の成長と停滞を分析して、新たな雇用事情を確立しながら企業と求職者双方がマッチングするためには何が大事なのかが、景気共々市場規模を伸ばしながら成長するための課題でしょう。

まとめ

人材業界の規模について紹介しましたが、市場規模だけでも上昇傾向ではあるものの、景気に左右されつつもこれからの日本における少子高齢化や一部機械化による人間の領域が狭まる、といった問題が山積しますがこれらの問題を解決しながら発展するのが人材業界における一つのテーマであり、規模拡大の鍵でしょう。

これから就活に挑む学生の皆さんへ、当方でも新たな人材を求めております。興味のある方は、株式会社エントリーまでご連絡お待ちしております。