●サステイナブルキャンパス賞大賞
「所有からシェアへ。学内シェアサイクルCOGOOの挑戦」
●特別賞
表彰式の受賞講演において最も優れたプレゼンテーションに贈られる賞
COGOO(コグー)とは、放置自転車をなくすため、「所有」から「シェア」へを活動理念とし、
学生・職員が無料で利用可能なシェアサイクルサービスを提供する
最寄り駅から大学までの距離が遠い学校も多く、なおかつ大学の敷地内も広いため
お金のかからない便利な交通手段として多くの学生が「大学に通うためだけの自転車」
を購入する一方、大学を卒業すると大学敷地内に放棄してしまったり、処分する人が多いという課題に着目した株式会社エントリーと複数大学の学生との共同事業である。
※サステイナブルキャンパス賞とは、続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することを目的に、大学や高等教育機関における、SDGs達成やサステイナブルキャンパス構築に向けた、教員・職員・学生・企業等の取り組み事例を表彰する制度。2015年度より毎年応募校を対象として、部門別に評価・表彰を行う。
記念すべき10回目となる今年度は、「建築・設備部門」「大学運営・地域連携部門」
「学生活動部門」の3部門に加え、新たに「民間事業者部門」を設けている。
※サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)は、国内における持続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することを目的とし、平成26年3月に発足。キャンパスのサステイナビリティに配慮した「建築設備部門」、「大学運営・地域連携部門」、「学生活動部門」の3部門において、優れたサステイナブルキャンパス構築に係る取組事例が表彰制度によって顕彰される。
■COGOO(コグー)事業担当者 村山よりコメント
サステイナブルキャンパス賞 AwardにCOGOOとして初の参加でしたが、サステイナブルキャンパス賞(大賞)、サステイナブルキャンパス特別賞と2つも表彰いただき、とても嬉しく思います。
学生メンバーの代表として登壇した高柳はもちろん、これまでのCOGOOメンバーが紡いできた思いや行動の結果が、このような賞をいただいた理由ではないかと考えています。
プレゼンでもあるように、スポンサー獲得にあたり大学近隣飲食店への営業、COGOOのみでメンテナンスを完結させることによるコスト削減、大学内のインフルエンサーコラボ、自転車譲渡会など、事業運営・事業拡大に向けて学生達と様々な活動を一緒に行ってきました。多くの部分を改善できている一方で、課題もまだまだ感じています。特に安定的な収益化が大きな課題となっています。経年劣化による稼働台数の減少、メンテナンス費など莫大な維持費用に対して追いついてないのが実際の現状としてあります。譲渡会イベント実施による自転車台数の増加や修理業者を介さないメンテナンス、収益化に向けた営業活動など行っていますが、まだまだ安定的な運営とは言えません。
2年間で導入大学50校という目標も掲げているため、ご興味いただけた大学様や企業様がいましたら、是非私までお声がけください。