副業でも、ただのバイトじゃない。
“本業と両立する”大橋さんが語る、派遣の魅力と“ちょっと頑張る”気持ち

エントリースタッフ 大橋さん
本業と両立しながら、エントリーでの就業歴6年。多数の現場でリーダーを務め、企業からもスタッフからも厚い信頼を集める存在。
人を楽しませる“ひとこと”にも定評がある、現場のムードメーカー。
「本業+副業」その両立のきっかけは、エントリーだった
ーエントリー歴、かなり長いですよね。最初の現場は覚えていますか?
たしか船橋の倉庫で、段ボールにラップ巻いていましたね。細かいことは覚えてないけど、「ああ、こういう仕事なんだな」って思ったのが最初の印象です。
ーそれからエントリーで色々な現場を経験されて、つくばエリアに出来た大型アパレル倉庫に参加していただいたのが転機でしたよね。
あそこからリーダーとして夕勤で継続していましたね。あの時期がエントリーでの副業が“生活の一部”になるきっかけだったかもしれません。
ーリーダーとはどんな内容を任されるのですか?
リーダーって言っても、みんなと一緒に作業したり、新人さんに教えたり。ごく普通のことですよ。あとは毎回代表で点呼を取って柏支店に点呼状況を報告したり。
ー今も本業を持ちながら、夕方からエントリーの現場に入っているんですよね?
そうですね。本業は市のごみ収集。朝8時から動いて15時には仕事が終わるので、17時からのエントリーの案件に入れるんです。
ーすごいですね…働き詰めじゃないですか!
でも気分転換になってます。体を動かすのが好きだし、エントリーの現場にはいろんな人がいて、刺激にもなるんです。あと、副業があると「本業がもし何かあっても大丈夫」って、精神的に余裕が持てますね。
「自分が働くことで、エントリーの評価も変わる」
ー現場に入るときに何か意識していることってありますか?
そうですね。自分で「ここなら頑張れる」と思って応募してるので、現場に入ったらちゃんとやらなきゃって思うんですよね。
それに、エントリーから派遣されてるってことは、ある意味“看板”を背負ってるわけじゃないですか。だから、その一つ一つの働きで、エントリーの評価も変わってくると思うんです。そこは意識してますね。
ー本当にその姿勢、現場からも支店からも高評価なんです。現場からの信頼が厚くて、「大橋さんがいるなら安心して任せられる」と言ってもらえるのが、私たちも誇りです。

「笑い」も届ける名乗り芸。現場を少しでも明るく
ー柏支店のコーディネーターを元気にする大橋さんの電話ボケエピソードがあるそうですね。
大型アパレル倉庫のリーダー時代、点呼の電話で名乗るとき、いつもボケを考えてたんですよ。南流山駅から万博記念公園までの電車の中で(笑)。ジョニーデップ風に名乗ったり、毎回ネタ仕込んで。
ー支店のコーディネーターもみんな電話楽しみにしていたそうです(笑)そういう明るさがある現場って、やっぱり人が集まるんですよね。
「誰かの頑張りを、ちゃんと見る」視点が変わった理由
「以前は、仕事の“結果”ばかりに目が行っていました。でも、いろんな現場でいろんな人と働く中で、『得意・不得意があっても、その人なりに一生懸命やっていること』に気づくようになったんです。できる・できないじゃなくて、どれだけ向き合っているか。その“過程”を見てあげたいなって思えるようになったのは、いろんな人との出会いがあったからこそだと思います」
ー本当に、人へのまなざしがあたたかいですよね。

「週1日でも副収入に」エントリーの自由な働き方
ーちなみに今は週どれくらい入ってるんですか?
本業のスケジュールを見て、週1くらいですね。特に年末年始、盆暮れの繁忙期は時給が上がるから、学生さんや副業希望の方にもおすすめですよ。僕も1,700円出た現場入りましたけど、鬼のように忙しかったけど(笑)楽しかったです。
「死ぬときに“もう一度この人生でいい”と思えるように」
ー最後に、他のエントリースタッフへ伝えたいことがあればお願いします。
まずは、ケガしないで働いてほしい。無事に帰るのが一番大事です。そして、「ちょっと頑張る」こと。評価されたら次の現場に入りやすくなるし、自分の可能性も広がる。少しの努力で得られるものって、意外と大きいんですよ。
ー大橋さんが言うと、すごく説得力あります。今日は本当に素敵なお話をありがとうございました。
