今年も、2027年卒業予定の学生たちの就職活動が本格的に始まりました。
エントリーでも採用活動が動き出し、各支店・各部署が未来の仲間を迎える準備を進めています。
今回の「縁なヒト」は、人事部 新卒採用教育グループ 外野さん。
実は外野さん、はじめはエントリーの“スタッフ”として登録し、現場に立っていた一人です。
そこから新卒で入社し営業を経験、そして現在は新卒採用教育グループとして人事の立場から、
「スタッフが安心して働ける現場づくり」を支えています。“中の人”になった今も、外野さんの判断軸はずっと同じ。
現場で働く人が、気持ちよく働けるかどうか。その原点と、いま人事として大切にしていることを聞きました。

人事部 新卒採用教育グループ 外野太一
2022年入社。横浜支店にて営業を経験後、社内公募を経て人事部へ異動。
現在は新卒採用および育成を担当している。
休日の過ごし方:基本飲みに行って過ごしています!
趣味・マイブーム:グラス(ジョッキ)集め・陶芸
―まず、外野さんがエントリーに出会ったきっかけから教えてください。
大学生のとき、コロナの緊急事態宣言でバイトをしていた居酒屋が休業になってしまって。直近で使うお金が必要で、日雇いを探したのが始まりです。そこでエントリーに登録しました。
―実際にはどんな現場に入っていたんですか?
今もスタッフさんから大人気の大型アパレル倉庫で、当時私は夜勤がメインでした。時給が良くて送迎も魅力的で、5〜6回くらい入ったと思います。
―登録のとき、支店の人と関わった記憶ってありますか?
新宿支店で登録面談をしたのは覚えてます。すごく親身に、働きたい場所を一緒に考えてくれたのが印象的でした。
―学生からすると「日雇い」って、正直ちょっと不安なイメージもあるかもしれないけど…。
まさにそれが覆りました。派遣先の倉庫は綺麗で、人も優しくて働きやすかった。
高校のときに別会社の現場に入ったことがあるんですけど、そこがすごくキツい環境で…。だからこそ、余計に「こんなに働きやすい現場もあるんだ」って思えました。
「面接官って、合否を決めるだけ」だと思っていた
―そこから新卒でエントリーに入る流れが面白いですよね。何がきっかけだったのですか?
就活で“企業にエントリーする”って言葉を見るたびに、ふと「そういえばエントリーって派遣会社で働いたことあったな」って思い出して。マイナビで検索したら、新卒採用をやってたので応募しました。
―入社の決め手は?
当時の人事担当者が大きいですね。エントリーシート添削とか就活の相談をすごく丁寧にしてくれて。面接官って合否を決めるだけの存在だと思ってたのに、「入社するかも分からない学生に、ここまで向き合うんだ」って。そこに恩を感じて、入社を決めました。
本当は最初から人事志望。でもスタートは営業だった
―入社当初から人事希望だったそうですね。
そうです。ただ「まず現場を知る」ってところで、営業からスタートになりました。
―営業をやってよかったな、って思う瞬間は?
「外野さんだからお願いする」と言ってもらえたときは、やっぱり嬉しかったです。
僕はできるだけ現地に足を運ぶタイプで、まずは「今日来てくれてありがとうございます」ってスタッフさんに直接声をかけるようにしてました。現場でスタッフさんとコミュニケーションを取って、笑顔で接してもらえるのもすごく嬉しかった。
同時に「この人たちの労働環境を守らなきゃ」って使命感も芽生えました。
テレアポ300件。心が折れそうになった半年…
―エントリーの営業 研修〜独り立ちの流れってどんな感じ?
僕の頃は研修が3ヶ月みっちりあって、7月から本配属。9月くらいに独り立ちって感じでした。
商談のお約束ができるまでは、とにかく電話をたくさんかけました。マックスで1日300件。平均でも150件くらい…。1人前になるまでには、正直きついなと思うときもありましたね。
―そこから続けられた理由って?
なかなか結果が出なかったりすると「環境を変えた方が楽かもしれない」と思ったのも事実です。
でも、いざその悩みを伝えたときに、上司や先輩が本気で向き合ってくれて。
ただ引き止めるんじゃなく、「お前はまだやれる」「ここで終わる人間じゃない」と真正面から言ってくれた。
その言葉に、逃げるよりも“ここで結果を出したい”と思えたんです。
それからは、目の前の営業をやり切ろうと腹をくくりました。2〜3年目には後輩もできて、人に教える立場になって。「ああ、自分もちゃんと成長しているんだな」と思えたとき、ようやくこの会社で踏ん張ってきた意味がつながった気がしました。

人事として大事にしているのは「かわいがられそうか」
―社内公募で人事の募集が出た瞬間は?
チャンスが来たときは、迷わず手を挙げました。
営業として現場に立ったからこそ、スタッフが安心して働ける環境をつくるには“人をどう採るか”が重要だと実感していたんです。
次は採用の立場から、現場を支えたいと思いました。
―いま採用で一番大切にしているポイントは?
学歴や能力より、人柄です。
特に「クライアントさんやスタッフさんから、かわいがられそうか」。
スラスラ話せるとか笑顔があるだけじゃなくて、芯があるとか、サービス業への思いがあるとか、そういう“人となり”を大切にしています。
スタッフが安心して働ける会社にするために、人事ができること
―スタッフのみなさんが安心して働ける会社にするために、人事の立場でできることは?
僕は採用教育グループなので、特に“教育”の面が大きいです。
エントリーの強みは「現場力」。足を運んで、クライアントさんだけじゃなく、スタッフさんともコミュニケーションを取って、現場改善に動ける営業がエントリーの強みだと思っています。
だから新卒メンバーには、入社1年目からその価値観を刷り込んでいきたい。
「現場でスタッフさんと接すること」「現場改善がどれだけ大事か」を伝えて、営業の“品質”を揃えていく。それが巡り巡って、スタッフさんの安心につながると思っています。
スタッフのみなさんへ
―最後に、いまスタッフとして働いている学生さんへメッセージを。
僕自身がスタッフから社員になったので、スタッフから入社してくれたら本当に嬉しいです。
就活や転職のタイミングが来たら、まずは説明会だけでも覗いてみてほしい。
スタッフ経験があると、違う目線でエントリーを見られると思います。
いろんな会社を見たうえで、「やっぱりエントリーがいい」と思ってもらえたら、それが一番うれしいです。
スタッフとして現場に立った経験があるからこそ、外野さんの言葉は「働く側」の温度を持っていました。
採用の基準は、派手なスキルではなく、現場で信頼される“人柄”。
そして、人事としてやっているのは、社員を増やすこと以上に——スタッフの安心につながる“現場力”を、次の世代に渡すこと。
その仕事は、今日もこっそり現場を支えています。
