「また来たい!」と思える現場には理由がある
― 長く働くスタッフが語る、エントリーで働く魅力 ―


前編では、森さん・中村さんに、エントリーで働き始めたきっかけや、長く働き続けられる理由について伺いました。
後編のテーマは、「また来たい」と思える現場づくり。
長く働くスタッフだからこそ感じる「働きやすい現場」の共通点とは?
そして、初めて働くスタッフを迎えるFD・サポーターは、どんなことを大切にしているのでしょうか。
森さん・中村さん、そして現場を支えるFDの湯本・ウッタムに、さらに詳しく伺いました。
「サポーター」ってどんな人?
エントリーには、従業員として現場を支えるFD(フィールドディレクター)と、スタッフさんの中から新人への作業レクチャーや点呼などを担当し、FDをサポートする「サポーター」がいます。
現場をよく知るスタッフさんだからこそ、新しく入る方に寄り添いながら、みんなが働きやすい現場づくりを支えてくれる存在です。
―「また働きたい」と思える現場には、どんな社員さんがいるとうれしいですか?
森さん:
やっぱり、一番は挨拶ですね。
私は必ず自分から「おはようございます」「お疲れさまでした」と声をかけるようにしています。
挨拶を交わすだけでもコミュニケーションが生まれますし、困ったときにも相談しやすくなります。
「こうした方がやりやすいよ」と声をかけてもらえることもあって、安心して仕事ができます。
中村さん:
現場全体で助け合う雰囲気があると働きやすいですね。
例えば、一つの持ち場だけが遅くまで残業するのではなく、早く終わったチームが応援に入るなど、お互いに協力しながら仕事を進めています。
そういう現場は効率も良いですし、「また来たいな」と思えます。
―そうした協力体制は、どうやってつくられているんですか?
森さん:
作業が始まる前に各リーダーが状況を確認して、「今日はどこに応援が必要か」「残業が必要か」といった情報を共有しています。
その日の状況に合わせて柔軟に人を配置するので、現場全体がスムーズに回っています。
中村さん:
朝のミーティングで「何時までに終わらせるか」「どこを応援するか」を決めているので、みんなが同じ目標に向かって動けるんです。
「自分の持ち場だけ終わればいい」ではなく、現場全体で助け合う文化があるから、働きやすいんだと思います。
結局、一番大切なのは「人」

―現場の方とのコミュニケーションや、働きやすさについてはいかがですか?
湯本:
この現場は、本当にコミュニケーションが取りやすいですね。
分からないことを聞けばちゃんと答えてくれますし、忙しいときでも「この人に聞いてみて」と誰かにつないでくれます。
現場によっては「スポットスタッフだから」と距離を感じることもありますが、ここにはそういう雰囲気がありません。
困ったときに相談しやすいですし、人柄の良い方が多いので、安心して働ける現場だと感じています。
―逆に、「一緒に働きづらいな」と感じるのは?
中村さん:
やっぱり、返事やリアクションは大切ですね。
レクチャーをしたときに「分かりました」「大丈夫です」といった反応がないと、きちんと伝わっているのか分からず、お互いに不安になってしまいます。
また、仕事ではいろいろな人と関わるので、感情的にならず、相手の立場や気持ちを考えながらコミュニケーションを取ることも大切だと思います。
森さん:
一人ではできない仕事なので、周りとのコミュニケーションは本当に大切です。
例えば、リフト担当の方に手伝ってもらったときは、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えるようにしています。
そうすると、お互いに気持ちよく仕事ができますし、困ったときも自然と協力し合えるんです。
コミュニケーションが苦手でも大丈夫
―コミュニケーションが苦手なスタッフもいると思います。FDとして、どのように接することを心がけていますか?
ウッタム:
人それぞれ性格やタイプが違うので、「この人はこういうタイプかな」と考えながら接するようにしています。
例えば、自分から質問するのが苦手そうな方には、こちらから積極的に声をかけます。
最初に少し話しかけるだけでも安心してもらえますし、その人に合った接し方を意識しています。
―スタッフがミスをしてしまったときは?
ウッタム:
「なんでできなかったの?」とは言わないようにしています。
それよりも、「こうしたらもっとやりやすかったかもしれないね」と一緒に考えたり、実際に一緒にやってみたりすることを大切にしています。
責めるのではなく、一緒に解決方法を考えることで、スタッフも安心して次につなげられると思っています。
「最初から完璧にできる人」のほうが珍しい
―初めて来たスタッフに「また来たい」と思ってもらうために、心がけていることはありますか?
湯本:
まずは、元気よく挨拶することですね。
「おはようございます!」と声をかけるようにしています。
ただ、勢い余って自分の名前を名乗り忘れることもあって(笑)。
そんなときは「すみません、エントリーの湯本です」と改めて自己紹介します。そこから自然と会話が始まることも多いですね。
―初めて来た方が失敗してしまったときは?
湯本:
初めてなら、間違えて当たり前です。最初から完璧にできる人のほうが珍しいので、
「今日は慣れてくれたら大丈夫。次もまた来てくれたらうれしいよ」と伝えるようにしています。
私たちサポーターやFDの役割は、仕事を教えるだけではなく、人を育てることでもあります。
最初の失敗だけで見放してしまったら、その人は次につながりませんから。
他社のスタッフでも、困っていたら教える
―サポートするのは、エントリーのスタッフだけですか?
湯本:
実は、他社のスタッフさんから聞かれることもあるんですよ(笑)。
会社は違っても、困っていたら教えます。
あとで「実は別の派遣会社のスタッフでした」なんてこともありますけど(笑)。
でも、それでいいと思っています。
現場全体が働きやすくなりますし、「困っている人がいたら教える」という雰囲気が自然とできています。
ウッタム:
そうやって接していると、「エントリーに登録したい」と言ってくださる方もいます。
スタッフ同士の良いコミュニケーションが、新しい仲間との出会いにつながっていると感じますね。
湯本:
「エントリーの人だから」「他社だから」と線を引かないのも、この現場の良いところだと思います。
困っている人がいたら教える。
その積み重ねが、働きやすい現場につながっているんじゃないでしょうか。
自分も失敗したから、新人の気持ちが分かる
―現場での失敗談や、「最初は誰でも失敗する」と思えるエピソードはありますか?
森さん:
私自身、これまでたくさん失敗してきました。
だからこそ、新しく来たスタッフも同じようなところでつまずくだろうと想像できます。
過去の自分の経験を思い出しながら、「ちゃんとできているかな」と声をかけるようにしています。
中村さん:
ピッキングでは、よく似た商品を間違えて取ってしまうことがあります。
私も経験がありますし、最初からミスをしない人なんていません。
大事なのは、間違えたときにきちんと修正することです。
だから新人さんにも、「私たちも失敗してきたから大丈夫」と伝えるようにしています。
―印象に残っている出来事はありますか?
中村さん:
一度、自分たちではない工程のミスなのに、私たちの責任のように言われたことがありました。
そのとき、一緒に働いていたスタッフが「それはこの人たちのミスじゃない」と説明してくれて、最後まで一緒に残ってくれたんです。
あのときは本当にうれしかったですね。
この現場は、困ったときに自然と助け合える人が多いと感じました。
サポーターは「特別な人」じゃない
―サポーターになることに不安を感じているスタッフへ、メッセージをお願いします。
湯本:
私自身、サポーターになることにあまり抵抗はありませんでした。
声をかけてもらったときも、「普段やっていることの延長だよ」と言われたんです。
実際、人に教えたり、困っている人を手伝ったりしている人に声がかかることが多いので、特別なことを始めるわけではありません。
サポーターになることで、現場の社員さんとのコミュニケーションも増え、自分自身も働きやすくなりました。
―どんな方にサポーターをお願いすることが多いですか?
湯本:
「人の面倒を見ることが苦にならない人」ですね。
普段から自然と周りを気にかけている人には、「いつもやっていることだから大丈夫だよ」と声をかけています。
スタッフで終わらない。その先の働き方へ

―最後に、これからサポーターを目指す方へメッセージをお願いします。
ウッタム:
サポーターは、キャリアアップの第一歩だと思っています。
働き方が少し変わるだけで、見える景色や仕事のやりがいも大きく変わります。
実際にサポーターからアルバイト、そして社員になった人もいます。
まずは「少しステップアップしてみようかな」という気持ちで挑戦してもらえたらうれしいですね。
せっかく続けるなら、スタッフで終わってほしくない。
サポーターという一歩が、新しい景色につながります。
