
横浜エリアを担当しているフィールドディレクター 右から飯島・渡邉・松本 ※以下FD
初回者10人の日も。
物流倉庫の繁忙期を回した「現場の工夫」と「人との距離感」
12月のお歳暮やブラックフライデーセール。
世の中の物量が一気に増え、どの現場も人材確保が難しくなる―。
横浜エリアのとある現場でも、15名依頼に対して10名が初回者という日が続きました。
そんな状況の中、現場を回し切ったのが渡邊FD。鍵になったのは、サブリーダーの人選と、
初心者を想定した配置の工夫、そしてスタッフとの関係性づくりでした。
今回の縁の人たちでは、横浜エリアの物流現場で初めてFDとして繁忙期を乗り切った渡邉さんと、その成長を間近で見てきた先輩社員の飯島・松本による対談をお届けします。現場で働く一人のスタッフとしてエントリーに登録し、アルバイトFDを経て、2月から社員になる渡邉さん。繁忙期のリアルな現場対応に加え、「なぜ挑戦しようと思ったのか」「どうやって一歩を踏み出したのか」を、先輩の視点も交えながら振り返ります。“今は派遣スタッフ”でも、その先に選択肢はある。エントリーで働く皆さんに、ぜひ読んでほしい対談です。
― 今回は、横浜エリアの物流現場で迎えた繁忙期について振り返ります。
まず渡邉さん、この現場はエントリーの中で何現場目くらいでしたか?
渡邉:9現場目くらいです。今までの担当は繁忙期だけ短期間の現場が多かったんですが、
今回は去年6月から継続して入っている現場で、閑散期も回しながら迎えた繁忙期という意味では初めてでした。
― 12月の繁忙期間、特に大変だった点は?
渡邉:世の中全体の物量が上がるので、他現場も繁忙期になって人が集まりきらない。
依頼は15人程度なんですけど、そのうち10人くらいが初回者という日もありました。そこが一番大変でしたね。
「繁忙期は来る」から、サブリーダーを先に仕込む
― 繁忙期前の準備で、意識していたことはありますか?
渡邉:下準備として、僕と一緒に回してくれる“サブリーダー的な方”を人選する必要がありました。
閑散期の段階でコミュニケーションを取って、定着してくれる人を探して。今サブリーダーをやってくれている方は、以前僕が担当した現場で少し面識があって、別現場でリーダー経験もある方だったので、少しずつお願いして…という感じです。繁忙期はその方がいたおかげで何とか回せました。
― 15人中10人が初回者の日もあったとのことですが、全員に最初のレクチャー…かなり負担が大きいですよね。現場ではどう工夫しました?
渡邉:仕分け作業にはポジションがあって、端末操作が必要なところと、単純な作業で身体を動かして作業するところがあるんです。端末操作はどうしても慣れていないと難しいので、初回者の方はできるだけ単純作業に割り振って、教える時間を削減しました。あと、他社と合同で作業しているので、「端末のレクチャーは僕がやるので、こっちはお願いできますか」みたいに役割分担して、協力しながら負担を減らすようにしてました。
― スタッフ構成としては20代が半分くらいで、学生さんも多いんですよね。まとめる難しさは?
渡邉:正直、年上の方より学生さんの方が扱いづらいなとは感じます。仕事への考え方が違う部分もあるので。だから一回、寄り添うというか、「大変だし、めんどくさいって思うこともあるよね」って理解してあげつつ、でもやることはやってね、っていう。
若い子たちは体力もあるし理解も早いので、やってくれればすごく戦力になります。まず仲良くなる。仲良くなったら真面目にやってくれる子が多いので助かってます。
― 仲良くなるコツってあります?
渡邉:初回の人って不安そうな顔をしてることが多いので、入職案内を優しくするだけでも頼ってもらえますね。
「また来たい」が出た一方、次の目標は“リピーター8割”へ

― 飯島さん、松本さん。今回の繁忙期、全体評価はいかがでしたか?
松本:スタッフさんからの評判は非常に良かったです。
作業内容がきつい部分はあるんですけど、管理者対応が良くて「また来たい」という声もあった。
そこは良かった点ですね
飯島:口コミ評判が良くて「いい環境でできた」という評価が多かったのは良かった。
一方で、手配が厳しいタイミングで、初回者や学生層に「次も来てもらう」
働きかけがもっとできたかもしれない、というのは課題ですね。
たまたま登録した“一スタッフ”が、社員になるまで
― ここまで現場の話を聞いてきましたが、少し渡邊さんご自身の話も聞かせてください。そもそも、エントリーに登録したきっかけは何だったんですか?
渡邉: 正直に言うと、「エントリーを選んだ」という感覚はあまりなくて(笑)。
日雇いでアルバイトを探していて、求人からそのまま登録したらエントリーだった、というのが本音です。
― 最初は“エントリーに登録しているスタッフさんの一人”だった、と。
渡邉: そうですね。スマホで応募して、行ける日に行く。
「来週いつ出れますか?」って聞かれるのが、ちょっと窮屈だなと思うことも正直ありましたし…。
― そこから、アルバイトFDになるきっかけは?
渡邉: FDの方がいる現場に入るようになって、その現場に定期的にシフトで入るようになり、
通っているうちに、「学生さんですか?」って聞かれて。学生じゃないと答えたら、
「じゃあ一緒にやりませんか?」って声をかけてもらいました。
日雇いで働きながら、どこかで「もう少し安定して入りたいな」と思っていたので。
その一言が大きかったですね
“リーダー”は特別な人がやるものじゃない

― 最初から、リーダーやFDに向いている自覚はありましたか?
渡邉: 全然なかったです。
学生時代も、特別面倒見がいいタイプではなかったですし。
ただ、スタッフ時代から、慣れてくると「ちょっと教えてあげて」と頼まれることはあって。
それで「ありがとう」って言われるのは、素直に嬉しかったですね。
― そこから、今は社員登用も通過して、2月から社員になるそうですね
渡邉: はい。正直、エントリーに登録した当時の自分が、「将来、社員になる」なんて想像できていなかったと思います
― この記事を読んでいるスタッフさんの中には、「興味はあるけど、リーダーとかFDは自分には無理かも」と思っている人もいると思います。
渡邉: それ、すごく分かります。
実際、声をかけた時も「責任が重そう」「自分にできるかな」ってプレッシャーを感じている人は多いです。でも、リーダーって一人で全部やるわけじゃないし、分からないことがあれば、必ず助けてくれる人がいます。僕自身、周りに支えてもらいながらここまで来ました。今、自分はただのスタッフだと思っていても、「ちょっとやってみようかな」くらいの気持ちで十分だと思います。まずは挑戦してみて、自分に合うかどうかを確かめてほしいですね。
現場で働くスタッフから、FDへ、そして社員へ。
エントリーでは、現場での頑張りや人との関わりを大切にしながら、次のステップへ進む道が用意されています。
「今はただのスタッフ」でも、その先に選択肢があることを、渡邊さんの歩みが教えてくれました。
