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【エンタイムズ6月号#001】「また来たい」が90%。“人間力”で選ばれる物流現場のつくり方

物流業界では今、「人を集めること」だけでは現場は回りません。
重要なのは、“また来たい”と思ってもらえる現場をつくれるかどうか。
その中で、エントリースタッフから高い支持を集め、リピート率90%という高水準を維持しているのが、シーエックスカーゴ様の現場です。
今回は、シーエックスカーゴ様の現場責任者の皆様と、営業担当の丸木(エントリー大宮支店長)への対談インタビューを通して、“人が定着する現場”の裏側を伺いました。

株式会社シーエックスカーゴ 松川さん(右)・進藤さん(中央)、エントリー大宮支店長 丸木(左)

シーエックスカーゴ営業本部 関東支店 桶川第2流通センター 業務2課は、アパレル商品を中心に取り扱う物流拠点として、商品の仕分け・出荷・配送を支えている物流センターです。安定した物流オペレーションと、現場全体で連携を取りながら進めるチームワークを強みとしており、日々多くの商品を各エリアへ届けています。

松川さん:
立ち上げの頃は、とにかく人が足りなかったんです。経験者とか未経験者とか関係なく、「まず人をそろえないと現場が回らない」という状況でした。
エントリーさんには、毎月100人以上の派遣をお願いしていたと聞いています。

進藤さん: 当時は私もまだ管理者ではなく、現場で作業していたんですが、本当に目の前の作業で精一杯でしたね。

進藤さん:とにかく終わらなかったです(笑)。

松川さん:
当時は今と作業の仕組みも違っていて、引き当てられた商品を全部終わらせるまで帰れないような状況だったんです。
不慣れな人も多かったですし、物量も多かった。深夜2時、3時まで作業していたこともありました。朝まで残ることもありましたね。

松川さん: 少しずつですね。現場の仕組みも変わって、人も慣れてきて、計画的に回せるようになっていきました。立ち上げ2〜3年目くらいには、徐々に整備されてきた感覚があります。

松川さん:

もう“いて当たり前”というぐらい、現場に必要不可欠な存在です。新人さんを教育しながら、経験者を増やしていく。その積み重ねで、現場が安定してきたと思います。

松川さん:
ありますね。やっぱりFD(フィールドディレクター)の存在は大きいです。
正直、最初は「FDって何なんだろう?」と思っていたんですよ(笑)。でも実際に関わっていく中で、やっぱり違うなと感じました。
スタッフ管理だけじゃなく、教育や生産性向上まで一緒に考えてくれる。そこは本当に助かっています。

松川さん:
そうなんです。
現場を知り尽くした上で、新しく入るスタッフさんを見てくれるので、相談もしやすいですし、「どうすればもっと良くなるか」を一緒に考えてくれるんですよね。

松川さん:
改めて考えると、福利厚生や働きやすさは大きいかもしれません。
各フロアに無料の水を置いていたり、送迎バスを用意していたり。
派遣・自社雇用に関係なく、「作業してくれる人はみんな同じ」という考え方はありますね。

進藤さん:
確かに仲は良いと思います。
エントリーのスタッフさんから誕生日プレゼントをもらったこともあります(笑)。

松川さん:
教育係を必ずつけています。不安なまま独り立ちさせないことですね。
よくみんなに言っているのは、「本当に1から10まで説明してください」ということです。
分かっている人って、どうしても説明を省略しがちなんですよ。
でも、初めての人にとっては、その“省略された部分”が分からない。
だからこそ、ショートカットせず、丁寧に教えるようにしています。

―初めて入るスタッフさんも、安心して働ける環境なんですね。

松川さん:
基本的にはないですね。新人さんには必ず担当をつけていますし、管理者全員で全体を見るようにしています。「困ってそうだな」と思ったら、自然と誰かが声を掛ける。そういう空気はあると思います。

丸木:
実際、スタッフさんからも「聞きやすい」「ちゃんと教えてくれる」という声は多いです。
最初の不安が少ない現場って、やっぱりリピート率が高いんですよ。

“人間力”が、現場の空気をつくる

松川さん:
それはあるかもしれませんね。
社訓とかで決まってるわけじゃないんですけど、困ってる人がいたら自然と声を掛ける人が多いです。
誰かがやっている姿を見て、「自分もそうしよう」っていう空気になっているのかもしれません。

丸木:
実際、他部署のスタッフさん同士でも「ここの現場は働きやすい」っていう口コミが広がっています。
結局、“また来たい”と思える現場って、作業内容よりも「人」なんですよね。